5月11日の午前中にタイのバンコクにある大きいスラム地区に青学生5名と現地の会社員の方6名ほどと訪問。今後も、関心がある人が参加できるように実施までの流れと調査当日に関してまとめておく。
目次
1.スラムツアーに参加するまで
2.ツアーの内容
3.参加後の感想
スラム地区の概要
名称:クロントイスラム
43地区、約10万人、377万㎡
・クロントイ港近くの港での仕事を求めて、スラムを形成
・近年、カンボジアやミャンマーからの出稼ぎが増加している
1.スラムツアーに参加するまで
今回のツアー実施の背景として、タイ留学中の青学生が自身のフィールドワークの調査として実情と現地の団体の取り組みについて知ることを目的としていた。
調査したい旨を青学の在タイしている桑野教授に相談したところ、バンコクの人材系の会社の社長を紹介いただき、面談を実施。調査したいことと照らし合わせた結果、シーカアジア財団の山田さんにつながり、今回のツアーに同行させていただくことになった。
・今回訪問したシーカアジア財団について
・お世話になった人材系の会社 PERSONNEL CONSULTANT
2.ツアーの内容
朝9時ころ、アソークにあるPERSONNEL CONSULTANTにて、社長の小田原さんに挨拶。
今日の注意事項や流れの説明をしていただいた。
手配していただいた車でクロントイスラムにあるシーカアジア財団のオフィスまで移動。
今回伺ったオフィスの所在
1596 Rama IV Rd, Khwaeng Khlong Toei, Khet Khlong Toei, Krung Thep Maha Nakhon 10110
1596 Rama IV Rd, แขวง คลองเตย เขต คลองเตย กรุงเทพมหานคร 10110
オフィスに到着後、シーカアジア財団の山田さんによる財団と今回見るスラムに関するプレゼンテーション。説明の時に見せていただいた動画が以下。
説明はタイ語、映像でスラムの雰囲気と事業の概要が伝わるのでご覧ください。
・山田さんの説明を受けながら実際にスラムを散策
・財団のコミュニティ図書館事業で作られたMilibrary(未来ブラリー)を見学
・オフィスにて、質疑応答
12時にPERSONNEL CONSULTANTに戻り、社長の小田原さんにお礼のあいさつをして、解散。
3.参加後の感想
今回お話しいただいた中で印象的だったのは、スラム発のアパレルブランド FEEMUE KLONGTOEY に関して。
麻薬が出回っていたころのスラムのイメージ、逮捕された麻薬王がいたのもこのスラムだったことから、「危険なイメージ」を持たれていたスラム。今は平和そのもので、掃除をする人が狭い路地で道を譲ってくれたり、外で料理をしていたり、バンコクで出会うタイ人と同く目があったら微笑んでくれる「ごく普通の町」のようなスラムがそこにはあった。
「危険なスラム」のイメージを払しょくするための切り札がこのブランドだと考える。
このFEEMUE(フィームー)とはタイ最大のスラム地域であるクロントイ・スラムから提案するライフスタイルブランド。縫製所の女性や軒先でものづくりをする人々が生産を行い、ブランドを通してスラムの生活を伝えている。
FEEMUEとはタイ語で「腕前」「手工芸」「技術」の意味。デザインは日本のプロダクトデザイナーFUJI TATE Pが行い、タイの、NGO シーカー・アジア財団が運営。地域が持たれるネガティブなイメージを。デザインの力変えようとしていた
購入したFEEMUEのポストカード190B
併せて、こちらの記事ではスラムと日本のつながりに関して詳しく書かれているので、ご覧ください。
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